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まる 【丸・麻呂】🔗🔉

まる 【丸・麻呂】 〔「まろ(麻呂)」の転。中世後期以降の語〕 ■一■ (接尾) (1)人名,特に稚児に用いる。「牛若―」「蝉―」 (2)刀,楽器,その他の器物の名に用いる。「膝切―」「抜―」 (3)船の名に用いる。「咸臨―」 (4)種々の物や人名などに付けて,親愛の意を表す。「翁―」「もず―」 ■二■ (代) 一人称。中世後期,天皇またはこれに準ずる人が用いた。「―が千人の后のましませども/御伽草子・熊野」

まる-あげ [0] 【丸揚(げ)】🔗🔉

まる-あげ [0] 【丸揚(げ)】 材料を切らずに丸のまま油で揚げること。また,その揚げたもの。「鯉の―」

まる-あじ ―アヂ [0] 【丸鰺】🔗🔉

まる-あじ ―アヂ [0] 【丸鰺】 スズキ目の海魚。全長約40センチメートル。体形はマアジに似ているが,ムロアジの一種で,「ぜんご」が側線の直走部のみに発達。背面が青緑色で,胸びれと尾びれは黄色い。美味。本州中部以南の沖合に分布。

まる-あらい ―アラヒ [3] 【丸洗い】 (名)スル🔗🔉

まる-あらい ―アラヒ [3] 【丸洗い】 (名)スル 和服などを解かずにそのまま洗うこと。「袷(アワセ)を―する」

まる-あんき [3] 【丸暗記】 (名)スル🔗🔉

まる-あんき [3] 【丸暗記】 (名)スル 全部をそのまま暗記すること。棒暗記。「答えを―しておく」

まる-あんどん [3] 【丸行灯】🔗🔉

まる-あんどん [3] 【丸行灯】 円筒形のあんどん。まるあんどう。まるあんど。 丸行灯 [図]

まる・い [0][2] 【丸い・円い】 (形)[文]ク まる・し🔗🔉

まる・い [0][2] 【丸い・円い】 (形)[文]ク まる・し 〔「まろし」の転。中世以降の語〕 (1)まるの形である。(ア)円形である。「―・いテーブル」「紙を―・く切る」「目を―・くする」(イ)球形である。「―・いボール」「地球は―・い」(ウ)輪形である。「土星の―・い輪」 (2)曲線になっている。かどばっていない。「板のかどを―・くけずる」「―・い肩」 (3)おだやかだ。かどかどしくない。円満だ。「その場を―・くおさめる」「―・い人柄」 [派生] ――さ(名)――み(名)

大辞林 ページ 154888