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みだれ-がみ [3] 【乱れ髪】🔗🔉

みだれ-がみ [3] 【乱れ髪】 (1)ばらばらに乱れた髪。ふり乱した髪。 (2)書名(別項参照)。

みだれ-ごい ―ゴヒ 【乱れ恋】🔗🔉

みだれ-ごい ―ゴヒ 【乱れ恋】 思い乱れる恋。「山菅の―のみせしめつつ/万葉 2474」

みだれ-ごこち 【乱れ心地】🔗🔉

みだれ-ごこち 【乱れ心地】 「みだりごこち」に同じ。「―いと怪しう侍りて,外(ト)にはえまかりいでねば/大鏡(道兼)」

みだれ-ごと 【乱れ言・漫言】🔗🔉

みだれ-ごと 【乱れ言・漫言】 いいかげんな言葉。冗談。ざれごと。「―もうち出でさせ給はで/源氏(真木柱)」

みだれ-ざけ 【乱れ酒】🔗🔉

みだれ-ざけ 【乱れ酒】 礼儀作法などにとらわれずに飲む酒。無礼講。乱れ酒盛り。「いやはやどうもならぬと―になつて/浮世草子・諸艶大鑑 6」

みだれ-ば [3] 【乱れ刃】🔗🔉

みだれ-ば [3] 【乱れ刃】 日本刀の,曲線的な刃文(ハモン)。 ⇔直刃(スグハ)

みだれ-ばこ [3] 【乱れ箱】🔗🔉

みだれ-ばこ [3] 【乱れ箱】 畳んだ衣服や手回り品などを一時的に入れておくための,浅い箱。

みだれ-ばん [0] 【乱れ版】🔗🔉

みだれ-ばん [0] 【乱れ版】 同一書の中に,活字版と木版など異なる版式のものがまじっている版本。

みだれ-やき [0] 【乱れ焼き】🔗🔉

みだれ-やき [0] 【乱れ焼き】 刃文(ハモン)を入り乱れたようにする刀剣の焼き入れ方。

みだれがみ 【みだれ髪】🔗🔉

みだれがみ 【みだれ髪】 歌集。与謝野晶子作。1901年(明治34)刊。第一歌集。夫鉄幹との恋愛を人間本能の全面的肯定を基盤として官能的に歌い,「明星」派の黄金時代を現出した。

みだれ-がわ・し ―ガハシ 【猥れがはし】 (形シク)🔗🔉

みだれ-がわ・し ―ガハシ 【猥れがはし】 (形シク) 「みだりがわしい」に同じ。「日ごろ―・しかりつる所々/蜻蛉(中)」

みだれ-と・ぶ [0] 【乱れ飛ぶ】 (動バ五[四])🔗🔉

みだれ-と・ぶ [0] 【乱れ飛ぶ】 (動バ五[四]) 入り乱れて,飛ぶ。「いろいろなうわさが―・ぶ」

みだ・れる [3] 【乱れる・紊れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 みだ・る🔗🔉

みだ・れる [3] 【乱れる・紊れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 みだ・る (1)整っていたものがばらばらになる。乱雑になる。「風で髪が―・れる」「列が―・れる」 (2)通常の状態でなくなる。「呼吸が―・れて苦しそうだ」「脈も―・れる」 (3)秩序がくずれる。混乱する。(ア)世の中が平和でなくなる。「天下が―・れる」(イ)秩序や礼儀などがくずれる。だらしなくなる。また,うちとける。「風紀が―・れる」「酒がはいるにつれて宴席は―・れてきた」「あるは狩衣など―・れて/枕草子 222」(ウ)心が平静でなくなる。「知らせを聞いた彼女の心は千々に―・れた」 (4)入りまじる。「色とりどりの花が咲き―・れている」「両チーム入り―・れての混戦」 〔「乱す」「乱る」に対する自動詞〕

大辞林 ページ 155081