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みつ 【御津】🔗🔉

みつ 【御津】 (1)難波の港。古く,官船の出入りがあったことから尊んでいう。「―の浜松待ち恋ひぬらむ/万葉 63」 (2)現在の大津市下阪本,比叡山東麓の琵琶湖岸にあった坂本の津のこと。((歌枕))「もろ人の願ひを―の浜風に/新古今(神祇)」

み・つ 【満つ・充つ】🔗🔉

み・つ 【満つ・充つ】 ■一■ [1] (動タ五[四]) (1)「みちる」に同じ。現代語では打ち消し表現を伴って用いられる。「人口六万にも―・たない小さな市」「人多(サワ)に国には―・ちて/万葉 485」 (2)望みがかなう。充足する。「若君国の母となり給ひて,願ひ―・ち給はむ世に/源氏(若菜上)」 →みたない(満) ■二■ (動タ上二) ⇒みちる ■三■ (動タ下二) (1)いっぱいにする。行き渡らせる。満たす。「植ゑ―・つる田の面の早苗/壬二集」 (2)願いをかなえる。望みを満足させる。「その本尊,願ひ―・て給ふべくはこそ/源氏(東屋)」 (3)課せられたこと,自ら課したことをすべて達成する。「慈救の三洛叉を―・てうど思ふ大願あり/平家 5」

満つれば虧(カ)く🔗🔉

満つれば虧(カ)く 〔史記(蔡沢伝)〕 満月になれば,月は欠け始める。栄華を究めれば,次には衰え始める。

みつ-あおい ―アフヒ [3] 【三つ葵】🔗🔉

みつ-あおい ―アフヒ [3] 【三つ葵】 葵紋の一。葉が三枚あるもの。葵巴(アオイドモエ)と立葵がある。

みつ-あし [0] 【三つ足・三脚】🔗🔉

みつ-あし [0] 【三つ足・三脚】 (1)三本の足。 (2)〔女房詞〕 金輪(カナワ)。[大上臈御名之事]

みつ-あみ [0] 【三つ編み】🔗🔉

みつ-あみ [0] 【三つ編み】 三本のひもや三束に分けた髪を編むこと。また,その編み方。三つ組み。

みつい ミツ 【三井】🔗🔉

みつい ミツ 【三井】 姓氏の一。

大辞林 ページ 155092