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むせび-な・く [4][0] 【噎び泣く・咽び泣く】 (動カ五[四])🔗🔉

むせび-な・く [4][0] 【噎び泣く・咽び泣く】 (動カ五[四]) のどをつまらせるようにして泣く。声を殺して泣く。また,楽器や風の音などが,そのような音を立てる。「秋の胡弓の―・く物憂(モノウ)き響き/あめりか物語(荷風)」

むせ・ぶ [0][2] 【噎ぶ・咽ぶ】 (動バ五[四])🔗🔉

むせ・ぶ [0][2] 【噎ぶ・咽ぶ】 (動バ五[四]) 〔上代は「むせふ」と清音〕 (1)煙・涙・ほこり・飲食物・香りなどで息がつまり咳(セキ)が出る。むせる。「煙に―・ぶ」 (2)喜びや悲しみがこみあげ,息をつまらせながら泣く。むせび泣く。「悲しみの涙に―・ぶ」「感涙に―・ぶ」 (3)風や水が,むせび泣くような音を立てる。「糸につれて唄出す声は,岩間に―・ぶ水を抑へて/書記官(眉山)」 (4)流れなどがつかえる。「遣り水もいといたく―・びて/源氏(朝顔)」

む・せる [0][2] 【噎せる・咽せる】 (動サ下一)[文]サ下二 む・す🔗🔉

む・せる [0][2] 【噎せる・咽せる】 (動サ下一)[文]サ下二 む・す (1)煙・飲食物・香りなどに刺激されて息がつまる。また,のどがふさがれてせき込む。「花の香に―・せる」「酒に―・せる」 (2)泣いて息をつまらせる。「わかれむほどのわりなさを思ひ,―・せたるも/源氏(明石)」 (3)悲しみなどで心がふさがる。「我妹子(ワギモコ)が植ゑし梅の木見るごとに心―・せつつ涙し流る/万葉 453」

む-せん [0] 【無銭】🔗🔉

む-せん [0] 【無銭】 (1)金銭を持っていないこと。金銭を払わないこと。また,金銭のいらないこと。「―旅行」 (2)「無足(ムソク){(1)}」に同じ。

むせん-いんしょく [4] 【無銭飲食】🔗🔉

むせん-いんしょく [4] 【無銭飲食】 飲食店で飲み食いして,その料金を支払わないこと。

む-せん [0] 【無線】🔗🔉

む-せん [0] 【無線】 (1)通信のための電線を架設しないこと。電線を必要としないこと。 ⇔有線 (2)「無線通信」の略。「―機」 (3)糸や針金などを用いないこと。

むせん-ぎじゅつ-し [6] 【無線技術士】🔗🔉

むせん-ぎじゅつ-し [6] 【無線技術士】 陸上無線技術士の旧称。

大辞林 ページ 155351