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むみょう-ぢょうや ―ミヤウヂヤウ― [4] 【無明長夜】🔗⭐🔉
むみょう-ぢょうや ―ミヤウヂヤウ― [4] 【無明長夜】
無明にとらわれて,真理に目覚めがたいことを,長い夜にたとえた語。「―の夢を驚かして/太平記 15」
むみょう-の-さけ ―ミヤウ― 【無明の酒】🔗⭐🔉
むみょう-の-さけ ―ミヤウ― 【無明の酒】
邪見妄執のために一切諸法の真理を知ることのできない俗念を酒にたとえていう語。「―の酔ひ心/謡曲・紅葉狩」
むみょう-の-ねむり ―ミヤウ― 【無明の眠り】🔗⭐🔉
むみょう-の-ねむり ―ミヤウ― 【無明の眠り】
〔仏〕 迷いの覚めない状態を眠りにたとえていう語。
むみょう-の-やみ ―ミヤウ― 【無明の闇】🔗⭐🔉
むみょう-の-やみ ―ミヤウ― 【無明の闇】
〔仏〕 悟ることのない状態を闇夜にたとえていう語。無明長夜。
むみょう-い ムミヤウ― [2] 【無名異】🔗⭐🔉
むみょう-い ムミヤウ― [2] 【無名異】
(1)新潟県佐渡に産する硫化鉄を含む赤茶色の粘土。焼き物に用いる。
(2)マンガンや鉄の酸化物を含んだ鉱物。薬用に用いた。
(3)呉須(ゴス)の異名。
むみょうい-やき ムミヤウ― 【無名異焼】🔗⭐🔉
むみょうい-やき ムミヤウ― 【無名異焼】
佐渡,相川町で焼かれる朱泥の陶器。1819年(文政2)伊藤甚兵衛が無名異{(1)}を陶土に混ぜて焼いたことに始まるという。
むみょうえん ムミヤウ
ン [2] 【無名円】🔗⭐🔉
むみょうえん ムミヤウ
ン [2] 【無名円】
江戸時代,打ち身や傷に用いた薬の名。「き薬屋駈けて来たのは―/柳多留 3」
ン [2] 【無名円】
江戸時代,打ち身や傷に用いた薬の名。「き薬屋駈けて来たのは―/柳多留 3」
むみょうしょう ムミヤウセウ 【無名抄】🔗⭐🔉
むみょうしょう ムミヤウセウ 【無名抄】
歌論書。二巻。鴨長明著。1212年頃成立。和歌に関する故実,歌人の逸話,詠歌心得などを随筆風に述べたもの。長明の歌論や当時の歌壇の趨勢などを知る好資料。無名秘抄。長明和歌物語。長明記。
むみょうぞうし ムミヤウザウシ 【無名草子】🔗⭐🔉
むみょうぞうし ムミヤウザウシ 【無名草子】
評論。一巻。藤原俊成あるいは俊成女(ムスメ)作とされるが未詳。1196〜1202年頃の成立。最古の物語評論。王朝の女性,歌集などの批評も含み,特に源氏物語について詳しい。散佚(サンイツ)した物語の研究資料としても重要。建久物語。無名物語。
大辞林 ページ 155390。