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もだ・す [2] 【黙す】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
もだ・す [2] 【黙す】 (動サ五[四])
〔「黙(モダ)」の動詞化〕
(1)ものを言わない。だまっている。黙(モク)する。「姫の思ひ給はん程のおぼつかなくて―・しつ/即興詩人(鴎外)」
(2)何もせずにそのままにしておく。黙過する。「げにも山門の訴訟は―・しがたし/平家 1」
→もだしがたい
もた-せ [3] 【持たせ】🔗⭐🔉
もた-せ [3] 【持たせ】
(1)〔持たせる物,の意〕
贈り物。持って来た物。手みやげ。おもたせ。「これはお―でございます/渋江抽斎(鴎外)」
(2)もたせかけること。また,もたせかけるもの。「筆―」
(3)江戸時代,女性の銀杏髷(イチヨウマゲ)の上方での称。
もたせ-ぶり [0] 【持たせ振り】🔗⭐🔉
もたせ-ぶり [0] 【持たせ振り】
相手に気を持たせるようなそぶり。思わせぶり。「何が機嫌にいらぬやらめつきりと―/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」
もたせ-か・ける [0][5] 【凭せ掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 もたせか・く🔗⭐🔉
もたせ-か・ける [0][5] 【凭せ掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 もたせか・く
(1)しっかりした物に寄りかからせて立てる。「電車の扉に体を―・ける」「材木を壁に―・ける」
(2)相手が喜ぶようにしむける。思わせぶりをする。「弱みを見せじと偽に―・けたる我心/浄瑠璃・賢女の手習」
もた・せる [3] 【持たせる】 (動サ下一)[文]サ下二 もた・す🔗⭐🔉
もた・せる [3] 【持たせる】 (動サ下一)[文]サ下二 もた・す
(1)持つようにさせる。持ち運ばせる。「荷物を―・せる」「手紙を使いに―・せてやる」
(2)負担させる。「費用を相手に―・せる」
(3)変わらないようにする。保つ。「肉を冷蔵庫にいれて一週間―・せる」
(4)期待させる。「相手に気を―・せる」
[慣用] 気を―・花を―/間(マ)を持たす
もた・せる 【凭せる】 (動サ下一)[文]サ下二 もた・す🔗⭐🔉
もた・せる 【凭せる】 (動サ下一)[文]サ下二 もた・す
〔「持たせる」と同源〕
寄せて支えさせる。立て掛ける。「立ち木に身を―・せる」
大辞林 ページ 155648。