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もどり [3] 【戻り】🔗🔉

もどり [3] 【戻り】 (1)もどること。家へ帰り着くこと。「今夜は主人の―が遅い」 (2)帰り道。帰路。「行きは辛かったが―は楽だ」「―の車を拾う」 (3)浄瑠璃・歌舞伎の演出・演技の一形式。悪人がある動機で善人に立ち戻ったり,悪をよそおっていたものが本性の善心をあらわすことをいう。「義経千本桜」のいがみの権太など。

もどり-あし [3] 【戻り足】🔗🔉

もどり-あし [3] 【戻り足】 (1)帰り道の足。帰路。 (2)取引で,下がっていた相場が再び上がろうとする動き。「―が早い」

もどり-うま [3] 【戻り馬】🔗🔉

もどり-うま [3] 【戻り馬】 荷物や客を運んで行った帰り道の馬。帰り馬。

もどり-がけ [0] 【戻り掛け】🔗🔉

もどり-がけ [0] 【戻り掛け】 「帰り掛け」に同じ。

もどり-かご [3] 【戻り駕籠】🔗🔉

もどり-かご [3] 【戻り駕籠】 (1)客を乗せて送った帰りの駕籠。 (2)歌舞伎舞踊(別項参照)。

もどり-ぐるま [4] 【戻り車】🔗🔉

もどり-ぐるま [4] 【戻り車】 客や荷物を乗せて送った帰り道の車。

もどり-づゆ [3] 【戻り梅雨】🔗🔉

もどり-づゆ [3] 【戻り梅雨】 梅雨が明けたあとに,再び訪れる梅雨と同じような気象状態。返り梅雨。 →走り梅雨 →残り梅雨

もどり-てがた [4] 【戻り手形】🔗🔉

もどり-てがた [4] 【戻り手形】 手形の遡求(ソキユウ)権者が遡求のため遡求義務者を支払人として一覧払いで振り出す新手形。逆手形。

もどり-ぶね [4] 【戻り船】🔗🔉

もどり-ぶね [4] 【戻り船】 帰り船。

もどり-みち [3] 【戻り道】🔗🔉

もどり-みち [3] 【戻り道】 帰り道。

もどりかご 【戻駕】🔗🔉

もどりかご 【戻駕】 歌舞伎舞踊の一。常磐津。本名題「戻駕色相肩(イロニアイカタ)」。1788年江戸中村座初演。駕籠かき,実は石川五右衛門と真柴久吉とが,客の禿(カムロ)を相手に郭(クルワ)話を踊ったのち,見現しとなる。常磐津三名曲の一。

もどりばし 【戻橋】🔗🔉

もどりばし 【戻橋】 歌舞伎舞踊の一。常磐津。新古演劇十種の一。本名題「戻橋恋の角文字(ツノモジ)」。河竹黙阿弥作詞。1890年(明治23)東京歌舞伎座初演。渡辺綱が鬼女の片腕を切り落としたという伝説を脚色したもの。

もと・る [2] 【悖る】 (動ラ五[四])🔗🔉

もと・る [2] 【悖る】 (動ラ五[四]) (1)物事の筋道にあわない。道理にそむく。反する。「人の道に―・る行為」 (2)ゆがむ。ねじれる。また,ゆがませる。ねじる。「毛野の臣人為(ヒトトナリ)―・り很(イスカ)しくして/日本書紀(継体訓)」

大辞林 ページ 155692