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――散る🔗🔉

――散る 秋も深まって柳の葉が散りはじめる。[季]秋。

――に受・ける🔗🔉

――に受・ける 逆らわないで,なすままになる。柳に風と受け流す。やなぎにやる。

――に風🔗🔉

――に風 逆らわず,おだやかにあしらう。風に柳。「―と受け流す」

――に雪折れ無し🔗🔉

――に雪折れ無し 〔柳の枝はしなうので,雪が積もっても折れないことから〕 柔軟なものは弱々しくみえるが,剛堅なものよりもかえって強いたとえ。

――の下にいつも泥鰌(ドジヨウ)は居ない🔗🔉

――の下にいつも泥鰌(ドジヨウ)は居ない 柳の下で一度泥鰌を捕らえたことがあったといっても,いつでもそこに泥鰌がいるとは限らない。偶然の好運は何度もあるものではないたとえ。

――の葉を百度(モモタビ)中(ア)つ🔗🔉

――の葉を百度(モモタビ)中(ア)つ 〔「史記(周本紀)」による。楚(ソ)の養由基は射術が上手で,百歩離れた所から柳の葉に百発百中したという故事から〕 射術にすぐれていることにいう。

――は緑(ミドリ)花は紅(クレナイ)🔗🔉

――は緑(ミドリ)花は紅(クレナイ) (1)人工の加わっていないさま。 (2)世はさまざまであるということ。また,物事はさまざまに異なった姿を見せるが,それぞれ自然の理にのっとっているということ。 (3)春の景色の美しさの形容。

――を折る🔗🔉

――を折る 〔漢代,長安から旅立つ人を送って覇橋(ハキヨウ)で,柳の枝を折って別れた故事から〕 旅立つ人を見送る。

やなぎ-いちご [4] 【柳苺】🔗🔉

やなぎ-いちご [4] 【柳苺】 イラクサ科の落葉低木。暖地の海岸付近に生える。高さ2メートル内外。葉は互生し,線状長楕円形で,表面に皺(シワ),裏面に白毛がある。雌雄同株。早春,開花。果実は小球状に集まって,キイチゴに似,橙色に熟し,食べられる。 柳苺 [図]

大辞林 ページ 155921