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やぶる [2] 【破】🔗🔉

やぶる [2] 【破】 暦注の十二直の一。訴訟談判・家屋の取り壊しなどに吉,約束相談に凶という日。

やぶ・る [2] 【破る】🔗🔉

やぶ・る [2] 【破る】 ■一■ (動ラ五[四]) (1)紙・布などを裂いたり穴をあけたりする。「手紙を―・る」「障子を―・る」 (2)(固い物を)傷をつけてこわす。また,砕く。「殻を―・ってひなが出る」 (3)相手側の備え・守りなどを打ちくだいて通過する。「警戒網を―・る」「関所を―・る」 (4)安定していた状態を乱す。「静寂を―・る」「記録を―・る」 (5)規則・約束などに背く行為をする。「誓いを―・る」 (6)相手を負かす。「優勝候補を―・る」 (7)人の体や心を傷つける。「額―・りて陀羅尼こめたるこそ/宇治拾遺 1」 〔「破れる」に対する他動詞〕 [可能] やぶれる ■二■ (動ラ下二) ⇒やぶれる

やぶ・る 【敗る】 (動ラ下二)🔗🔉

やぶ・る 【敗る】 (動ラ下二) 〔「やぶる(破)」と同源〕

やぶれ [3] 【破れ】🔗🔉

やぶれ [3] 【破れ】 (1)破れること。破れていること。また,破れたところや物。「靴下の―」「―太鼓」「―障子」 (2)事がうまくゆかないこと。破綻(ハタン)。「先のつまりたるは―に近き道なり/徒然 83」 (3)負け。敗北。

やぶれ-がさ [4] 【破れ傘】🔗🔉

やぶれ-がさ [4] 【破れ傘】 (1)破れた傘。 (2)キク科の多年草。山地の林下に生える。茎は高さ約1メートルで,分枝しない。根葉は柄が長く,葉身は大きい円形で掌状に七〜九深裂し,裂片はさらに切れ込む。夏,茎頂に白色の頭花を円錐状につける。[季]夏。 破れ傘(2) [図]

やぶれ-かぶれ [4] 【破れかぶれ】 (名・形動)🔗🔉

やぶれ-かぶれ [4] 【破れかぶれ】 (名・形動) どうにでもなれとやけになる・こと(さま)。自暴自棄。捨て鉢。「こうなったら―だ」「―になる」「―な気持ち」

大辞林 ページ 155939