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やま-ざと [0][2] 【山里】🔗🔉

やま-ざと [0][2] 【山里】 (1)山間の村里。山村。 (2)山里の家。「―の門田の稲のほのぼのと/金葉(秋)」 (3)山里の別荘。山荘。「小野といふわたりに―持給へるに/源氏(夕霧)」

やまざと・ぶ 【山里ぶ】 (動バ上二)🔗🔉

やまざと・ぶ 【山里ぶ】 (動バ上二) 〔「ぶ」は接尾語〕 山里風である。田舎じみる。「―・びたる若人どもは/源氏(橋姫)」

やま-さ・ぶ 【山さぶ】 (動バ上二)🔗🔉

やま-さ・ぶ 【山さぶ】 (動バ上二) 〔「さぶ」は接尾語〕 いかにも山らしい様子である。「瑞山(ミズヤマ)と―・びいます/万葉 52」

やま-ざる [0][3] 【山猿】🔗🔉

やま-ざる [0][3] 【山猿】 (1)山の中にすむ猿。野生の猿。 (2)山奥に住む人や田舎者をあざけっていう語。

やま-さわ ―サハ 【山沢】🔗🔉

やま-さわ ―サハ 【山沢】 山と沢。また,山あいの沢。さんたく。

やまさわ-びと ―サハ― [4] 【山沢人】🔗🔉

やまさわ-びと ―サハ― [4] 【山沢人】 山の沢辺に住んでいる人。「あしひきの―の人さはに/万葉 3462」

やま-さん 【山様】🔗🔉

やま-さん 【山様】 江戸時代,下谷・品川などの岡場所で,上野の寛永寺や芝の増上寺の坊主の客をいう語。「―といふは品川初会なり/柳多留 8」

やま-し [2] 【山師】🔗🔉

やま-し [2] 【山師】 (1)鉱山の発掘や鉱脈の発見・鑑定をする人。 (2)山林の伐採や立木の売買に従事する人。 (3)投機的な事業で金儲けをたくらむ人。また,儲け話を持ちかけて他人を欺く人。

――の玄関🔗🔉

――の玄関 〔山師が玄関を特に立派にすることから〕 みかけばかり立派なたとえ。こけおどし。

やま・し 【疚し・疾し】 (形シク)🔗🔉

やま・し 【疚し・疾し】 (形シク) ⇒やましい

やま-じ ―ヂ [0] 【山路】🔗🔉

やま-じ ―ヂ [0] 【山路】 山の中のみち。山道。

やまじ ヤマヂ 【山路】🔗🔉

やまじ ヤマヂ 【山路】 姓氏の一。

やまじ-あいざん ヤマヂ― 【山路愛山】🔗🔉

やまじ-あいざん ヤマヂ― 【山路愛山】 (1864-1917) 評論家。江戸の生まれ。本名は弥吉。「国民新聞」の記者となり,雑誌「国民之友」などに史論・文学論を発表。「信濃毎日新聞」主筆。著「足利尊氏」「現代金権史」など。

大辞林 ページ 155960