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ゆ-えつ [0] 【愉悦】 (名)スル🔗🔉

ゆ-えつ [0] 【愉悦】 (名)スル 心から愉快に思って喜ぶこと。「善事をなすの後其心如何曰く―すべし/明六雑誌 9」

ゆ-えつ ―ツ [0] 【踰越】 (名)スル🔗🔉

ゆ-えつツ [0] 【踰越】 (名)スル のりこえること。「―すべからざるが如き艱難ありと雖も/西国立志編(正直)」

ゆ-えつ ―ツ 【兪🔗🔉

ゆ-えつツ 【兪】 (1821-1906) 中国,清代の学者。字(アザナ)は蔭甫(インホ),号は曲園。王念孫・王引之父子の学風を継ぐ訓詁学者。著「春在堂随筆」「諸子平議」など。

ゆえ-づ・く ユ― 【故付く】🔗🔉

ゆえ-づ・く― 【故付く】 ■一■ (動カ四) 由緒ありげである。趣がある。「古代の―・きたる御装束なれど/源氏(末摘花)」 ■二■ (動カ下二) 趣ありげにする。奥ゆかしくする。「自ら一つ―・けてし出づる事もあり/源氏(帚木)」

ゆえ-な・い ユ― [2][3] 【故無い】 (形)[文]ク ゆゑな・し🔗🔉

ゆえ-な・い― [2][3] 【故無い】 (形)[文]ク ゆゑな・し (1)理由がない。いわれがない。「―・く罪に問われる」 (2)縁もゆかりもない。「―・き女に心を懸け/仮名草子・恨の介」 →故無しとしない(「故」の句項目)

ゆえ-に ユ― [2] 【故に】🔗🔉

ゆえ-に― [2] 【故に】 ■一■ (接続) 〔漢文訓読に由来する語〕 先にあげた事実から導かれることを述べるときに用いる語。こういうわけで。それだから。「我思う。―,我あり」「この地は温暖多雨である。―,植物がよく繁る」 ■二■ (連語) 原因・理由を表す。…であるから。 →ゆえ(故)(6)

ゆえ-ば・む ユ― 【故ばむ】 (動マ四)🔗🔉

ゆえ-ば・む― 【故ばむ】 (動マ四) わけがありそうにもったいぶる。「書きざま…,わりなく―・めり/源氏(常夏)」

ゆえ・ぶ ユ― 【故ぶ】 (動バ上二)🔗🔉

ゆえ・ぶ― 【故ぶ】 (動バ上二) 子細ありげである。「落ち来る水の音さへ,―・び由ある所なり/平家(灌頂)」

ゆえゆえ・し ユ― 【故故し】 (形シク)🔗🔉

ゆえゆえ・し― 【故故し】 (形シク) 何かわけがありそうである。普通でない。趣がありすぐれている。「書きざま―・しうをかしかりしを/堤中納言(このついで)」

大辞林 ページ 156130