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ゆるぎ-の-いた 【揺の板】🔗🔉

ゆるぎ-の-いた 【揺の板】 当世具足の鎧(ヨロイ)の前腰にある草摺(クサズリ)の称。まえいた。

ゆるぎ-の-いと 【揺の糸】🔗🔉

ゆるぎ-の-いと 【揺の糸】 当世具足の衡胴(カブキドウ)と草摺(クサズリ)をつなぐ縅毛(オドシゲ)。大鎧(オオヨロイ)や腹巻などと異なり,長めになっている。

ゆるぎ-あり・く 【揺るぎ歩く】 (動カ四)🔗🔉

ゆるぎ-あり・く 【揺るぎ歩く】 (動カ四) ゆるゆると歩きまわる。「あはれ,いみじう―・きつるものを/枕草子 9」

ゆるぎ-な・い [4] 【揺るぎ無い】 (形)[文]ク ゆるぎな・し🔗🔉

ゆるぎ-な・い [4] 【揺るぎ無い】 (形)[文]ク ゆるぎな・し ゆらぐことがない。不動である。「政界に―・い地盤を築く」

ゆるぎ-の-もり 【万木の森】🔗🔉

ゆるぎ-の-もり 【万木の森】 現在の滋賀県高島郡安曇(アド)川町にあった森。「鷺」とともに和歌に詠まれることが多かった。((歌枕))「高島や―の鷺すらも/古今六帖 6」

ゆる・ぐ [2][0] 【揺るぐ】 (動ガ五[四])🔗🔉

ゆる・ぐ [2][0] 【揺るぐ】 (動ガ五[四]) (1)ゆれ動いて不安定になる。ぐらつく。ゆらぐ。「社長の座が―・ぐ」 (2)心が動く。気が変わる。ゆらぐ。「信念が―・ぐ」

ゆるし [3] 【許し・赦し・聴し】🔗🔉

ゆるし [3] 【許し・赦し・聴し】 (1)許可すること。承知すること。認可。「親の―を得る」 (2)罪や過失などをゆるすこと。大目にみてとがめないこと。容赦。「―を請う」 (3)茶の湯・生け花などの芸道で,師匠が弟子にその道の奥義を授けること。「―を取る」「奥―」

ゆるし-いろ 【許し色・聴し色】🔗🔉

ゆるし-いろ 【許し色・聴し色】 中古,だれでも自由に着用できた衣服の色で,紅色や紫色の淡い色。許しの色。「―のいみじくかうばしきに/落窪 2」 →禁色(キンジキ)

ゆるし-じょう ―ジヤウ [0][3] 【赦し状】🔗🔉

ゆるし-じょう ―ジヤウ [0][3] 【赦し状】 「赦し文(ブミ)」に同じ。

大辞林 ページ 156222