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ようぞん-さんそ [5] 【溶存酸素】🔗🔉

ようぞん-さんそ [5] 【溶存酸素】 水中に溶解している分子状の酸素。略記 DO その量は,水質汚濁を示す尺度の一つで,ふつう清浄な河川では七〜一〇 ppm である。空気中から溶け込むほか,水中植物の光合成によって供給され,水中生物の呼吸や,有機物の存在によって消費される。 →COD → BOD

ようだ ヤウダ (助動)(ようだろ・ようだつ(ようで・ように)・ようだ・ような・ようなら・○)🔗🔉

ようだ ヤウダ (助動)(ようだろ・ようだつ(ようで・ように)・ようだ・ような・ようなら・○) 〔名詞「よう(様)」に断定の助動詞「だ」が付いたものから。中世末期以降の語〕 比況の助動詞。用言および助動詞「れる・られる」「せる・させる」「た」「ない」「ぬ」「たい」「らしい」「ます」などの連体形に付くほか,体言と一部の副詞には助詞「の」をはさんで接続する。また,連体詞「この・その・あの・どの」などにも付く。 (1)不確かな断定の意を表す。「病気で入院していたので,だいぶ仕事がたまっている〈ようだ〉」「足にけがをしたというが,大したこともない〈ようだ〉」 (2)断定を避けて,遠まわしに判断を述べる。「犯人は近くにひそんでいる〈ようだ〉ね」「だいぶ顔色が悪いが,どこか具合がよくない〈ようだ〉」 (3)同類の物事をあげて,その性質・状態などについて述べる。「雪の〈ように〉白い肌」「にが虫をかみつぶした〈ような〉顔」 (4)同類中の一例として提示する意を表す。「あの富士山の〈ような〉形の山が羊蹄山です」「田舎のおばさんの〈ように〉小柄な人」 (5)(多く「ように」の形で)行動の基準や目標・目的などを表す。「時間におくれない〈ように〉家を出た」「テレビを見すぎない〈ように〉注意しましょう」 (6)(「…ように」の形で,文末に用いて)願いや希望,依頼や軽い命令などの意を表す。「一日も早くお元気になられます〈ように〉」「集合時間には絶対に遅れない〈ように〉」「もっと大きな声で返事をする〈ように〉」 〔(1)中世から近世にかけて,終止形に「ような」の形が見られる。「我に孔明あるは魚の水ある〈やうな〉ぞ/蒙求抄 1」「久々で参つたれば,よそへ来た〈やうな〉/狂言・鈍太郎(虎寛本)」(2)連用形「ように」の用いられるような場合に,「に」を省略して,「よう」だけの形が用いられることもある。「わき見運転をしない〈よう(に)〉,よく注意しましょう」(3)文を終止する言い方として,「よう」に終助詞「ね」「よ」などを添えた形が用いられることがある。「だんだん寒さがきびしくなってくる〈よう〉ね」「しばらく見ないうちに,ずいぶん大きくなった〈よう〉よ」〕

大辞林 ページ 156285