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よう-よう ヤウヤウ [0] 【洋洋】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

よう-よう ヤウヤウ [0] 【洋洋】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)水が満ちあふれるさま。水の限りなく広がるさま。漾漾。「―と流れる大河」 (2)希望に満ちているさま。「前途―」「―たる未来」 (3)物事の盛んなさま。「瑞気―として満地に瀰(ワタ)り/緑簑談(南翠)」

よう-よう ヤウヤウ [0] 【揚揚】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

よう-よう ヤウヤウ [0] 【揚揚】 (ト|タル)[文]形動タリ 得意げなさま。誇らしげなさま。「意気―と引き揚げる」

よう-よう エウエウ [0] 【揺揺】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

よう-よう エウエウ [0] 【揺揺】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)心が動揺しておちつかないさま。「心―として酔ひ易く/佳人之奇遇(散士)」 (2)ゆらめき動くさま。「夜帆往来して島陰より出るものは微火―たり/伊沢蘭軒(鴎外)」

よう-よう [0] 【溶溶】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

よう-よう [0] 【溶溶】 (ト|タル)[文]形動タリ 水がゆたかに流れるさま。「―として流れ去る大河/田舎教師(花袋)」

よう-よう ヤウヤウ [0][3] 【漾漾】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

よう-よう ヤウヤウ [0][3] 【漾漾】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)水の揺れ動くさま。「波は―として遠く烟(ケム)り/金色夜叉(紅葉)」 (2)「洋洋{(1)}」に同じ。「―として大河の趣を成した川/田舎教師(花袋)」

よう-よう エウエウ [0] 【】 (形動タリ)🔗🔉

よう-よう エウエウ [0] 【】 (形動タリ) 鹿の鳴く声の悲しげなさま。転じて,悲しんで泣くさま。「是を見るに堪へず,泣悲む声―たり/太平記 20」

ようよう ヤウヤウ 【漸う】 (副)🔗🔉

ようよう ヤウヤウ 【漸う】 (副) 〔「ようやく」の転〕 (1)しだいに。だんだん。「かくて翁―豊かになり行く/竹取」 (2)かろうじて。やっと。「―として,穴の口までは出でたれども/宇治拾遺 13」 (3)おもむろに。しずしずと。「普賢菩薩,象に乗りて―おはして/宇治拾遺 8」 (4)まさしく。もはや。「女を,―あきがたにや思ひけむ/伊勢 123」

大辞林 ページ 156305