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ろく-ど [2] 【六度】🔗🔉

ろく-ど [2] 【六度】 (1)六回。六たび。 (2)〔音〕 音程の一。短六度,長六度,短六度より半音狭い減六度,長六度より半音広い増六度がある。 (3)〔仏〕「六波羅蜜(ロクハラミツ)」に同じ。「此法身―を修行するを名(ナヅケ)て菩薩とす/沙石 1」

ろく-どう ―ダウ [2] 【六道】🔗🔉

ろく-どう ―ダウ [2] 【六道】 〔仏〕 すべての衆生(シユジヨウ)が生死を繰り返す六つの世界。迷いのない浄土に対して,まだ迷いのある世界。地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道。前の三つを三悪道,あとの三つを三善道という。六趣。六界。りくどう。

ろくどう-え ―ダウ [3] 【六道絵】🔗🔉

ろくどう-え ―ダウ [3] 【六道絵】 六道の様相を描いた浄土教の絵。地獄草紙・餓鬼草紙などもその例。

ろくどう-ししょう ―ダウ―シヤウ [5] 【六道四生】🔗🔉

ろくどう-ししょう ―ダウ―シヤウ [5] 【六道四生】 〔仏〕 六道における四種の生まれ方。すなわち胎生・卵生・湿生・化生をいう。

ろくどう-せん ―ダウ― [0][3] 【六道銭】🔗🔉

ろくどう-せん ―ダウ― [0][3] 【六道銭】 死者の棺の中に入れておく六文の銭。俗に,三途(サンズ)の川の渡し銭といわれる。

ろくどう-のうげ ―ダウ― 【六道能化】🔗🔉

ろくどう-のうげ ―ダウ― 【六道能化】 〔六道の衆生(シユジヨウ)を教化する菩薩の意〕 地蔵菩薩の別名。

ろくどう-の-ちまた ―ダウ― 【六道の巷】🔗🔉

ろくどう-の-ちまた ―ダウ― 【六道の巷】 〔仏〕 六道へ通じる道の分かれ道。六道の辻。「―にては必ず参りあひ奉るべく候/保元(中・古活字本)」

ろくどう-まいり ―ダウマリ [5] 【六道参り】🔗🔉

ろくどう-まいり ―ダウマリ [5] 【六道参り】 盆の仏迎えの行事の一。八月八〜一〇日に京都市東山の六道珍皇寺に参り,迎え鐘をついて精霊を迎える。[季]秋。

ろくどう-めぐり ―ダウ― [5] 【六道回り】🔗🔉

ろくどう-めぐり ―ダウ― [5] 【六道回り】 葬列が墓のまわりを念仏を唱えながら数回まわること。

ろくどう-りんね ―ダウ― [5] 【六道輪廻】🔗🔉

ろくどう-りんね ―ダウ― [5] 【六道輪廻】 〔仏〕 衆生(シユジヨウ)が自分の業(ゴウ)により,六道の間を生まれ変わり死に変わりして迷い続けること。

ろくどうちんのう-じ ロクダウチンワウ― 【六道珍皇寺】🔗🔉

ろくどうちんのう-じ ロクダウチンワウ― 【六道珍皇寺】 京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺。平安遷都に際し,慶俊の開創と伝える。本堂の前のあたりを六道の辻といい,石地蔵が並ぶ。盆には六道参りが行われる。六道さん。

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