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わかん-こんこうぶん ―コンカウ― [1]-[3] 【和漢混交文・和漢混淆文】🔗🔉

わかん-こんこうぶん ―コンカウ― [1]-[3] 【和漢混交文・和漢混淆文】 和文体と漢文訓読文体とを混用した文体。平安時代後期に発生し,特に鎌倉時代以降の軍記物語などに用いられ,一般にひろまった。

わかん-しょ [0] 【和漢書】🔗🔉

わかん-しょ [0] 【和漢書】 (洋書に対して)和書と漢書。

わかん-やく [2] 【和漢薬】🔗🔉

わかん-やく [2] 【和漢薬】 西洋医方に対し,和漢の医方で用いられてきた生薬を主とする薬。

わかん-れんく [4] 【和漢連句】🔗🔉

わかん-れんく [4] 【和漢連句】 連句の一種。和句(五七五または七七)と漢句(五言または七言)をまじえて付け連ねるもの。狭義には,和句を発句(第唱句)とするもののみをいう。発句が和句にはじまるのを和漢,漢句にはじまるものを漢和という。鎌倉時代後期から行われた。和漢。 →漢和(カンナ)連句

わ-かん ―クワン 【倭館・和館】🔗🔉

わ-かん ―クワン 【倭館・和館】 朝鮮,李朝が日本人の接待・交易のために設けた客館。はじめ乃而浦(ナイジホ)(熊川)・富山浦(フザンポ)(釜山)・塩浦(エンポ)(蔚山(ウルサン))の三浦と都の漢城(ソウル)に置くが,のち断続して江戸期には富山浦のみとなる。

わかんさんさいずえ ワカンサンサイヅ 【和漢三才図会】🔗🔉

わかんさんさいずえ ワカンサンサイヅ 【和漢三才図会】 図入り百科事典。一〇五巻。寺島良安著。1712年(正徳2)成立。中国の「三才図会」にならって,和漢の万物を図を掲げ,漢文で解説を付す。

わ-かんじき [2] 【輪🔗🔉

わ-かんじき [2] 【輪】 かんじき。わかん。

わかんどおり ワカンドホリ🔗🔉

わかんどおり ワカンドホリ 皇室の血統。皇族。「―の兵部の大輔なる/源氏(末摘花)」 〔語源については諸説がある。一説に,「わ」「か」は「王」「家」の字音,「ん」は「の」の転,「とほり」は「系統・血統」の意ともいう〕

わかんどおり-ばら ワカンドホリ― 【わかんどほり腹】🔗🔉

わかんどおり-ばら ワカンドホリ― 【わかんどほり腹】 皇族を母として生まれること。また,その生まれの人。「―にて,あてなる筋は劣るまじけれど/源氏(乙女)」

わ-かんむり [2] 【ワ冠】🔗🔉

わ-かんむり [2] 【ワ冠】 漢字の冠の一。「冠」「冥」などの「冖」の部分。覆う,または覆われたものの意を表す文字を作る。ひらかんむり。べきかんむり。

大辞林 ページ 157168