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わ-ご [1] 【和語・倭語】🔗🔉

わ-ご [1] 【和語・倭語】 (1)わが国の言葉。日本語。国語。 (2)漢語・外来語に対して,日本固有のものと考えられる単語。「やま(山)」「かわ(川)」「そら(空)」の類。やまとことば。

わ-こう ―クワウ [1] 【和光】🔗🔉

わ-こう ―クワウ [1] 【和光】 (1)仏が本来の智慧(チエ)の力をやわらげること。また,「和光同塵」の略。「仏法の大きなる益をも悟らず,―の深き心をも知らず/沙石(序)」 (2)おだやかな威光。「天神地祇感応の―を添へ/浄瑠璃・用明天皇」

わこう-すいじゃく ―クワウ― [1] 【和光垂迹】🔗🔉

わこう-すいじゃく ―クワウ― [1] 【和光垂迹】 〔仏〕 仏・菩薩などが衆生(シユジヨウ)救済のため,威光を和らげ別の姿をとってこの世に現れること。「和光同塵」を本地垂迹説の立場からいう語。

わこう-だいがく ―クワウ― 【和光大学】🔗🔉

わこう-だいがく ―クワウ― 【和光大学】 私立大学の一。1966年(昭和41)設立。本部は町田市。

わこう-どうじん ―クワウ―ヂン [1] 【和光同塵】🔗🔉

わこう-どうじん ―クワウ―ヂン [1] 【和光同塵】 (1)〔老子「和其光,同其塵」〕 すぐれた才能を隠して,俗世間に交わること。 (2)〔仏〕 仏が,仏教の教化を受け入れることのできない人を救済するため,本来の智慧(チエ)の力をやわらげ,人々の受け入れやすい姿をとって現れること。

わこう ワクワウ 【和光】🔗🔉

わこう ワクワウ 【和光】 埼玉県南部の市。もと川越街道の宿場町。自動車・電機工業が立地。近年,住宅地として発展。

わ-こう [1] 【倭寇】🔗🔉

わ-こう [1] 【倭寇】 一三世紀から一六世紀,朝鮮半島・中国大陸の沿海地域を侵犯・略奪した日本人に対する朝鮮・中国側の呼称。その中心勢力は,北九州・瀬戸内の土豪や沿岸漁民であり,元来私貿易を目的としていたが,一四世紀半ばから海賊化し,米穀・人民を奪取・殺害するなど,相手国に深刻な脅威を与えた。勘合貿易などの進展により,一五世紀中頃にはいったん鎮静。一六世紀,中国大陸南岸・南洋方面に再び発生したが,その集団に日本人は少なく,多くは中国人の密貿易者・海賊であったと考えられている。豊臣秀吉の禁圧で消滅。ばはん。 →北虜南倭(ホクリヨナンワ)

大辞林 ページ 157189