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わつじ-てつろう ―テツラウ 【和辻哲郎】🔗🔉

わつじ-てつろう ―テツラウ 【和辻哲郎】 (1889-1960) 倫理学者。兵庫県生まれ。京大・東大教授。ニーチェ・キルケゴールの研究から出発,また鋭い美的感覚をもって日本・中国・インド・西洋の思想史・文化史的研究にすぐれた業績を上げる一方,人と人との関係を重視し,間柄を基礎とする倫理学,すなわち人間の学としての倫理学の体系をも構築。著「古寺巡礼」「風土」「倫理学」など。

ワッシャー [1] washer🔗🔉

ワッシャー [1] washer ⇒座金(ザガネ)

ワッシャー-かこう [5] 【―加工】🔗🔉

ワッシャー-かこう [5] 【―加工】 〔水洗い装置(washer)にかける意から〕 水洗いや熱処理によって,布に不規則な皺(シワ)をつける仕上げ。皺加工。

わっしょい [1] (感)🔗🔉

わっしょい [1] (感) (1)みこしなど,重いものを大勢でかつぐ時の掛け声。 (2)大勢で押し合ったりする時の掛け声。

ワッセルマン Wassermann🔗🔉

ワッセルマン Wassermann (1)〔August von W.〕 (1866-1925) ドイツの細菌学者。梅毒血清反応・コレラ予防接種法など血清学・免疫学に業績を残す。 (2)〔Jakob W.〕 (1873-1934) ドイツの小説家。心理分析的手法で多くの長編を書いた。代表作「ツィルンドルフのユダヤ人」「鵞鳥を抱く男」

ワッセルマン-はんのう ―オウ [7] 【―反応】🔗🔉

ワッセルマン-はんのう ―オウ [7] 【―反応】 梅毒の血清診断法。1906年ドイツのワッセルマン{(1)}らが成功させた。被検者の血清とスピロヘータに共通の抗原性をもつ物質との間に補体結合反応を起こさせ,溶血現象がない場合を陽性とする。

わっち [0] 【私】 (代)🔗🔉

わっち [0] 【私】 (代) 〔「わたし」の転〕 一人称。身分の低い階層の男女が用いる。わっし。「かう見(メ)えて,―も江戸つ子だからね/草枕(漱石)」 〔もと奴詞(ヤツココトバ)。のち,町家の女性や遊女なども用いるようになった。「さ候はば―めが鉄砲・鑓脇をおつつめ申すべい/雑兵物語」「みづからを捨てて―を御寵愛/柳多留 48」〕

わっち-ら 【私等】 (代)🔗🔉

わっち-ら 【私等】 (代) 一人称。「わっち」の複数。また,単数にも用いる。「―もけふはここの会日だから…ぶらぶら出かけやした/洒落本・吉原楊枝」「きのふはの,酒孝さんと雅文さんと―が/滑稽本・浮世風呂 3」

大辞林 ページ 157230