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おお-ん【御・大御】🔗⭐🔉
おお-ん オホ― 【御・大御】 (接頭)
〔「おおみ(大御)」の転。「おほむ」とも表記〕
(1)神・天皇に関する語に付いて,高い敬意を表す。「―ぶく(大御服)」「―とき(御時)」
(2)下にくる名詞が省かれて単独で名詞のように用いられることがある。「これもうちの―(=「御歌」ノ略)/大和 52」「対の上の―(=「御香」ノ略)は三種ある中に/源氏(梅枝)」
〔「おおん」「おん」は多く「御」と漢字で書かれ,「おおん」か「おん」かその読み方が決定しがたい。しかし,中古の例は「おおん」と読むべきものといわれる〕
おおん-とき【御時】🔗⭐🔉
おおん-とき オホン― 【御時】
天皇の治世を敬っていう語。御代。「いづれの―にか/源氏(桐壺)」
おおん-ぶく【大御服】🔗⭐🔉
おおん-ぶく オホン― 【大御服】
天皇が服喪している間,弔意を表すために人臣が着用する衣服。おんぶく。「その又の年みな人―ぬぎて/古今(哀傷詞)」
おお-んべ【大嘗】🔗⭐🔉
おお-んべ オホ― 【大嘗】
〔「べ」は「にへ」の転〕
「おおにえ(大嘗)」に同じ。「承和の―の吉備(キビ)の国の歌/古今(大歌所詞)」
大辞林に「おおん」で始まるの検索結果 1-4。