デディケート [3] dedicate （名）スル 自著などを贈呈すること。

てて-おや [0] 【父親】 ちちおや。父。

てて-き 【父き・父君】 「ててぎみ（父君）」の略。「―はうつくしうし給ふや/宇津保（蔵開中）」

デデキント Julius Wilhelm Richard Dedekind (1831-1916)ドイツの数学者。「切断」の概念を用いて無理数を定義し，実数の概念を明確にして解析学を基礎づけた。また，クンマーの理想数を整理して，代数学のイデアル論を創始。代数体のゼータ関数，代数関数論，自然数論などにも業績を残す。著「数とは何か，何であるべきか」

てて-く・る （動ラ四） 「ちちくる」に同じ。「其上に娘のおかちを―・り/浄瑠璃・夏祭」

てて-はは 【父母】 父と母。ちちはは。「―，炭櫃(スビツ)に火などおこして待ちゐたりけり/更級」

でで-ふく 【でで福】 〔「ふく」はお多福の意〕 不美人。醜い女。「あんな―を連れて逃るとは/歌舞伎・小袖曾我」

でで-むし [2] 〔「でで」は「出出」の意〕 カタツムリの異名。でんでんむし。[季]夏。《―やその角文字のにじり書/蕪村》

ててら （１）襦袢(ジバン)。ててれ。「夕顔の棚の下なる夕涼男は―妻(メ)は二布(フタノ)して/咄本・醒睡笑」 （２）ふんどし。ててれ。「犢鼻褌(フンドシ)も―といへば歌にもよまれ/洒落本・太平楽巻物」

ててれ 「ててら」に同じ。「子は裸父は―で早苗舟(サナエブネ)（利牛）/炭俵」