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ふ-かく【不覚】🔗⭐🔉
ふ-かく [0] 【不覚】 (名・形動)[文]ナリ
(1)意識がはっきりしていないこと。思わず知らずすること。また,そのさま。「前後―に陥る」「―の涙を流す」
(2)油断して失敗すること。しくじること。また,そのさま。「―にも気づかなかった」
(3)覚悟がしっかりしていないこと。卑怯未練なこと。また,そのさま。「最期の有様,剛なりとも申し,又―なりとも申す/謡曲・摂待」
(4)おろかな・こと(さま)。「母にも似ず,極めたる―の者にてありければ/今昔 31」
ふかく=を取・る🔗⭐🔉
――を取・る
油断したばかりに,思わぬ恥をかいたり失敗を招いたりする。
ふかく-じん【不覚人・不覚仁】🔗⭐🔉
ふかく-じん 【不覚人・不覚仁】
〔「ふかくにん」とも〕
(1)考えの足りない人。軽率な人。不心得者。「日本一の―。かかる大事を思ひ立ちて/平治(中)」
(2)悟りに至っていない人。凡人。「われらがごとくの―は,一定執着しつとおぼえ候ふなり/一言芳談(上)」
ふ-かくご【不覚悟】🔗⭐🔉
ふ-かくご 【不覚悟】
覚悟がきまっていないこと。注意を怠って失敗すること。不覚。「兄貴人―いたし置かれ候/浮世草子・文反古 3」
ふかく【不覚】(和英)🔗⭐🔉
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