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ちゅうせい-ご【中世語】🔗🔉

ちゅうせい-ご [0] 【中世語】 国語史の上での中世,すなわち鎌倉・室町時代の言語をいう。院政時代の言語をこれに含めることもある。貴族や僧侶のほか,武士や庶民の言葉も知られる。前期の鎌倉時代は前代の言語の影響が強いが,連体形で文を終止することが一般的になり,係り結びも次第に乱れた。南北朝時代以降の後期の室町時代には,口語と文語とがはっきり別れ,敬語法も次第に複雑化した。ジとヂ,ズとヅやオ段長音の開合も一部で混同が始まり,また連声もかなり行われた。

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