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し-だし【仕出し】🔗🔉

し-だし [0] 【仕出し】 (1)注文により,料理・弁当を作って届けること。また,その料理。出前。 (2)演劇で,通行人・群衆など,ごく軽い役。また,その役で出演する下級の俳優。 (3)工夫や趣向をこらすこと。新案。「さもなき調度のたぐひ,是は―の風流なり/鶉衣」「大晦日(オオツゴモリ)の夜のお祖母(ババ)を返せは我等が―/浮世草子・胸算用 5」 (4)装いをこらすこと。おしゃれ。おめかし。「都の呉服店(ゴフクダナ)の奥さまといはるる程の人,みな遊女に取り違へる―なり/浮世草子・胸算用 2」 (5)財産を作り出すこと。「是らは近代の出来商人三十年此かたの―なり/浮世草子・永代蔵 6」

しだし-べんとう【仕出し弁当】🔗🔉

しだし-べんとう ―タウ [4] 【仕出し弁当】 料理屋・仕出し屋などに注文して作らせた弁当。

しだし-や【仕出し屋】🔗🔉

しだし-や [0] 【仕出し屋】 料理や弁当などの仕出しをする家。また,その人。

し-だ・す【仕出す・為出す】🔗🔉

し-だ・す [2] 【仕出す・為出す】 (動サ五[四]) (1)物事をし始める。とりかかる。 (2)料理を作って注文先に届ける。仕出しをする。「料理は必ず青柳から―・した/渋江抽斎(鴎外)」 (3)作り出す。考え出す。創始する。「安部川紙子に縮緬(チリメン)を―・し/浮世草子・永代蔵 3」 (4)財産を作り上げる。かせぎだす。「多助が身代を―・しますには/塩原多助一代記(円朝)」 (5)やってのける。しでかす。「なぜかあの人はああいふ酷(ヒド)い事をしても―・したねえ/真景累ヶ淵(円朝)」

し-でか・す【仕出かす・為出来す】🔗🔉

し-でか・す [3] 【仕出かす・為出来す】 (動サ五[四]) (1)してしまう。やってのける。困ったことを引き起こす場合に使う。「大それたことを―・す」 (2)見事に作り出す。「次第に思ひ入をはづさず,金銀を―・し/浮世草子・新永代蔵」

しだし【仕出しをする】(和英)🔗🔉

しだし【仕出しをする】 supply dishes to order.仕出し屋 a caterer (人);→英和 a caterer's (shop).

しでかす【仕出かす】(和英)🔗🔉

しでかす【仕出かす】 ⇒為(す)る.

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