複数辞典一括検索+

げん-じつ【現実】🔗🔉

げん-じつ [0] 【現実】 (1)今,現に事実として存在している事柄・状態。 ⇔理想 「きびしい―を直視する」「理想と―との違い」「―に起こった事件」 (2)〔哲〕 現に事実として与えられていること。また,そのもの。(ア)理想に対してその素材や障害となる日常的・物質的なもの。現状。 ⇔理想 (イ)現に存在し活動するもの。想像・虚構や可能性ではなく,現に成り立っている状態。実際の存在。実在。 (3)実現すること。「光明より流れ出づる趣味を―せん事を要す/野分(漱石)」 〔actuality; real などの訳語〕

げんじつ-か【現実化】🔗🔉

げんじつ-か ―クワ [0] 【現実化】 (名)スル 実際に存在したり生起したりするようになること。「恐れていたことが―した」

げんじつ-かい【現実界】🔗🔉

げんじつ-かい [4] 【現実界】 現実の世界。我々が経験する世界。

げんじつ-がい【現実買い】🔗🔉

げんじつ-がい ―ガヒ [0] 【現実買い】 ⇒採算(サイサン)買い

げんじつ-げんそく【現実原則】🔗🔉

げんじつ-げんそく [5] 【現実原則】 フロイトの用語。現実の要請に応じ,欲求の満足を延期したり断念したりする傾向。自我はこの原則に従い現実生活への適応をはかる。 ⇔快楽原則

げんじつ-しゅぎ【現実主義】🔗🔉

げんじつ-しゅぎ [5] 【現実主義】 (1)現実を重視する態度。リアリズム。 (2)理想やたてまえにこだわらず,現実に即応して事を処理しようとする態度。リアリズム。

げんじつ-せい【現実性】🔗🔉

げんじつ-せい [0] 【現実性】 実際に存在し得るもののもつ性質・特徴。現実として存在しているものの在り方。「―に欠ける議論」「―の薄い意見」

げんじつ-ぞうよ【現実贈与】🔗🔉

げんじつ-ぞうよ [5] 【現実贈与】 直接贈り物を届けたり,募金箱にお金を入れるなど,贈与者が目的物を直ちに受贈者に渡してしまう贈与。

げんじつ-てき【現実的】🔗🔉

げんじつ-てき [0] 【現実的】 (形動) (1)考え方などが現実に即しているさま。「―な方法」 (2)理想や夢がなく,実際の利害にのみさといさま。「―で夢のない人」

げんじつ-ばいばい【現実売買】🔗🔉

げんじつ-ばいばい [5] 【現実売買】 店頭で商品を購入し代金を現金で支払うような,目的物と代金を直ちに交換し合う売買。

げんじつ-ばなれ【現実離れ】🔗🔉

げんじつ-ばなれ [5] 【現実離れ】 (名)スル 現実に即していないこと。実際にはありそうにないこと。「―した議論」

げんじつ-み【現実み】🔗🔉

げんじつ-み [0][4] 【現実み】 現実性のあるさま。また,その程度。「―のない話」

げんじつ-ろん【現実論】🔗🔉

げんじつ-ろん [4] 【現実論】 たてまえより,むしろ現実に即して考えてゆこうとする立場。 ⇔理想論

げんじつ【現実】(和英)🔗🔉

げんじつ【現実】 reality;→英和 actuality;→英和 the realities of life.〜の(に) real(ly);→英和 actual(ly).→英和 〜的 realistic.→英和 〜化する realize.→英和 ‖現実主義(者) realism (a realist).

大辞林現実で始まるの検索結果 1-14