複数辞典一括検索+

て‐さき【手先】🔗🔉

て‐さき【手先】 手の先の部分。指先。「―が器用だ」手下となって使われる者。「盗賊の―」江戸時代、捕吏の手下となって働いた者。目明かし。おかっぴき。雁股(かりまた)のやじりの先端。(かぶと)の吹き返しの前のところ。先頭の兵。先鋒(せんぽう)。「五百余騎…、―をまくりて中を破(わ)らんとするに」〈太平記・二六〉扉の釣り元から最も遠い部分。二枚折りの唐戸で釣り元から遠いほうの戸。土蔵の扉の幾重かになっている段。(ときよう)で、壁面よりも前に突き出ている斗組みの列。その数によって一手先・二手先・三手先(みてさき)などという。

大辞泉 ページ 10343 での手先単語。