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いぶせ・い【鬱=悒い】🔗⭐🔉
いぶせ・い【鬱=悒い】
[形]
いぶせ・し[ク]
気分が晴れず、うっとうしい。気づまりである。「天井は―・きまで低し」〈鴎外訳・即興詩人〉「ひさかたの雨の降る日をただ独り山辺にをれば―・かりけり」〈万・七六九〉
むさ苦しい。汚らしい。見苦しい。「屋並の揃わない小家つづき…、あたりは一層―・く貧し気に見える」〈荷風・つゆのあとさき〉「帯が垢付いて―・い」〈浮・妾気質〉
心がいたみ気がかりだ。「心苦しう―・くて、二とせをおくりつる心のうちを書き給ひて」〈平家・一〇〉
対象となる人や事物が、いとわしくていやだ。不快である。「やがてその興つきて、見にくく、―・く覚えければ」〈徒然・一五四〉
恐ろしい。気味が悪い。「見る目―・き呵責のせめ」〈浄・忠臣講釈〉
いぶせ・し[ク]
気分が晴れず、うっとうしい。気づまりである。「天井は―・きまで低し」〈鴎外訳・即興詩人〉「ひさかたの雨の降る日をただ独り山辺にをれば―・かりけり」〈万・七六九〉
むさ苦しい。汚らしい。見苦しい。「屋並の揃わない小家つづき…、あたりは一層―・く貧し気に見える」〈荷風・つゆのあとさき〉「帯が垢付いて―・い」〈浮・妾気質〉
心がいたみ気がかりだ。「心苦しう―・くて、二とせをおくりつる心のうちを書き給ひて」〈平家・一〇〉
対象となる人や事物が、いとわしくていやだ。不快である。「やがてその興つきて、見にくく、―・く覚えければ」〈徒然・一五四〉
恐ろしい。気味が悪い。「見る目―・き呵責のせめ」〈浄・忠臣講釈〉
大辞泉 ページ 1072 での【鬱悒い】単語。