複数辞典一括検索+![]()
![]()
との【殿】🔗⭐🔉
との【殿】
貴人の住む大きな邸宅。やかた。ごてん。「―より人なむ参りたる」〈大和・一七一〉
《邸宅に住む人をさしていう》
貴人に対する敬称。「―は、今こそいでさせ給ひけれ」〈源・少女〉
摂政・関白に対する敬称。「前(さき)の―の御女(むすめ)」〈増鏡・藤衣〉
主君に対する敬称。「―は智者にてわたらせ給へば」〈仮・伊曾保・上〉
中世、妻の夫に対する敬称。「―はおなじ心にもおぼさぬにや、とて」〈宇治拾遺・六〉
女から男をさしていう敬称。殿御(とのご)。殿方。「起上り小法師、やよ、―だに見ればつい転ぶ」〈虎明狂・二人大名〉◆現代でも地位の高い人や主人にあたる人をさして呼ぶことがある。
貴人の住む大きな邸宅。やかた。ごてん。「―より人なむ参りたる」〈大和・一七一〉
《邸宅に住む人をさしていう》
貴人に対する敬称。「―は、今こそいでさせ給ひけれ」〈源・少女〉
摂政・関白に対する敬称。「前(さき)の―の御女(むすめ)」〈増鏡・藤衣〉
主君に対する敬称。「―は智者にてわたらせ給へば」〈仮・伊曾保・上〉
中世、妻の夫に対する敬称。「―はおなじ心にもおぼさぬにや、とて」〈宇治拾遺・六〉
女から男をさしていう敬称。殿御(とのご)。殿方。「起上り小法師、やよ、―だに見ればつい転ぶ」〈虎明狂・二人大名〉◆現代でも地位の高い人や主人にあたる人をさして呼ぶことがある。
大辞泉 ページ 10902 での【殿】単語。