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とま・る【止(ま)る・留(ま)る・停まる】🔗🔉

とま・る【止(ま)る・留(ま)る・停まる】 [動ラ五(四)]動いていたものが動かなくなる。動きをそこでやめた状態になる。停止する。「時計が―・る」「特急の―・る駅」「エンジンが―・る」続いていたものが続かなくなる。通じていたものが通じなくなる。「成長が―・る」「道はそこで―・っている」「水道が―・る」飛んでいた虫・鳥などが物につかまって静止した状態を保つ。「蝶が花に―・る」「小鳥が枝に―・る」動かないように固定される。「画鋲(がびよう)ではうまく―・らない」心・目・耳に感じられる。印象が消えずに残る。「目に―・る」「耳に―・った話」(「お高くとまる」の形で)えらそうな態度をとる。「美人でお高く―・っている」とりやめになる。中止される。「いつしか思ひたることの、障(さは)ること出(い)で来て、にはかに―・りぬる」〈能因本枕・一〇三〉行き着く。「ことわりも何もいづこに―・るべきにか」〈源・若菜上〉そこに残る。とどまる。「行くも―・るもみな泣きなどす」〈更級〉生き残る。この世にとどまる。「―・りゐる身も老いらくののちなればさらぬ別れぞいとどかなしき」〈新勅撰・雑三〉 [可能]とまれる [下接句]お高くとまる・御目に留まる・耳に留まる・目が留まる・目に留まる・目にも留まらぬ

大辞泉 ページ 10934 での止(ま)る単語。