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ななつ‐どうぐ【七つ道具】‐ダウグ🔗🔉

ななつ‐どうぐ【七つ道具】‐ダウグ 七種類で一組とされる道具。また、七種に限らず、ある事をするのに必要なひとそろいの道具。「スパイの―」武士が戦場に出るとき携えたという七種の武具。ふつう、具足・刀・太刀・弓・矢・母衣(ほろ)・兜(かぶと)。また、弁慶など豪勇の者が用いたという、鋸(のこぎり)・槌(つち)・鎌・斧(おの)・熊手などの七種類の道具。大名行列で、供に持たせた、槍・長刀(なぎなた)・台笠・立傘・大鳥毛・馬印・挟み箱。女性が身だしなみのために一組にして携帯する小道具。はさみ・小刀・針・耳かき・毛抜き・糸巻き・爪切りなど。立花(りつか)で基本となる七つの役枝(やくえだ)。真・副(そ)え・受け(請け)・正真(しようしん)・見越し・流枝(ながし)・前置きの七つ。《「七(しち)」が「質(しち)」と同音であるところから》質ぐさ。

大辞泉 ページ 11239 での七つ道具単語。