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ね🔗⭐🔉
ね
[終助]文末の種々の語に付く。
軽い感動・詠嘆の意を表す。「いい眺めです―」「よくしゃべる人だわ―」
相手の同意・返答などを期待する意を表す。「君の郷里は青森でした―」「そろそろ出かけよう―」
自分の考え・気持ちを主張する意を表す。「その方法はまずい―」「彼はりっぱな人だと思います―」
《上代語》動詞・動詞型活用語の未然形、禁止の「な…そ」に付いて、他に対してあつらえ望む意を表す。…てほしい。「この岡に菜摘ます児(こ)家聞かな名告(の)らさ―」〈万・一〉「大き海の水底照らし沈く玉斎(いは)ひて取らむ風な吹きそ―」〈万・一三一九〉
[間助]文節の切れ目に付いて、相手の注意をひくように語勢を添えたり、語調を整えたりする意を表す。「しかし―、こっちだって―、都合があるんだよ」「あれから―、わたしを送ってやらうとって」〈滑・浮世風呂・二〉◆
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は近世後期以降話し言葉に用いられる。同じ用法の助詞「な」よりも語勢は柔らかい。「ねえ」となることもある。










大辞泉 ページ 11614 での【ね】単語。