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べらなり🔗🔉

べらなり [助動][○|べらに|べらなり|べらなる|べらなれ|○]《推量の助動詞「べし」の語幹「べ」+接尾語「ら」+断定の助動詞「なり」》活用語の終止形、ラ変型活用は連体形に付く。状態の推量を表す。…ようだ。…ように思われる。「なきとむる花しなければ鶯もはてはものうくなりぬべらなり」〈古今・春下〉◆平安初期には訓点語として用いられ、中期には歌語として盛んに用いられた。連用形の例は少ない。

大辞泉 ページ 13524 でのべらなり単語。