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まる【丸・円】🔗⭐🔉
まる【丸・円】
《「まろ」の音変化》
[名]
まるい形。円形。また、球形。「該当する項目を―で囲む」
答案などに正解または合格・優良の評価の意味でつけるまるい印。「正しい答えに―をつける」「図画で三重―をもらう」
句点。文の終わりにつける「。」の符号。
半濁点。「ぱ」「ピ」などの「
」の符号。
数字の零を読み上げるときにいう語。「一(いち)―三(さん)―(=一〇時三〇分)に到着」
金銭のこと。会話で親指と人差し指とで輪をつくって示すこともある。
《甲羅が円形であるところから》主に関西で、スッポンのこと。「鯛と烏賊のつくり合せや、―の吸物に」〈里見
・多情仏心〉
料理に使う骨付きのドジョウ。また関西で、ウナギのこと。
城郭の内部。近世の城郭で内郭・外郭の外周をいい、その位置から本丸、二の丸、三の丸などと称する。「―の内」
円形の紋所の名。円形単独のもののほか、薄(すすき)の丸、鶴の丸など他の模様と組み合わせたものもある。
完全で、欠けたところのないこと。また、全部を包含していること。まるごと。「リンゴを―のままかじる」「―に一夜さ添ひ果てず」〈浄・無間鐘〉
重さの単位。一丸は五〇斤で、約三〇キロ。
和紙を数える単位。一丸は、半紙では六締め、奉書紙では一〇束。
江戸の吉原遊郭で、遊女の揚代が倍額になる日。正月や節句の日など。丸の日。
〔接頭〕
数詞に付いて、その数が欠けることなく満ちている意を表す。「―一日」「―一月(ひとつき)」
名詞に付いて、完全にその状態である、の意を表す。全体。そっくり。「―もうけ」「―焼け」
〔接尾〕《「まろ(麻呂)」から転じて》
人名、特に稚児に用いる。「石童―」「牛若―」
船の名に用いる。「海神―」
刀・楽器その他の器物の名に用いる。「蜘蛛切(くもきり)―」
犬や馬などの名に用いる。「常陸(ひたち)―」「木下―」
[下接語]角(かど)丸・北の丸・黒丸・三の丸・樽(たる)丸・手丸・出丸・問(とい)丸・唐丸・胴丸・西の丸・二重丸・二の丸・日の丸・本丸・丸丸・真ん丸
《「まろ」の音変化》
[名]
まるい形。円形。また、球形。「該当する項目を―で囲む」
答案などに正解または合格・優良の評価の意味でつけるまるい印。「正しい答えに―をつける」「図画で三重―をもらう」
句点。文の終わりにつける「。」の符号。
半濁点。「ぱ」「ピ」などの「
」の符号。
数字の零を読み上げるときにいう語。「一(いち)―三(さん)―(=一〇時三〇分)に到着」
金銭のこと。会話で親指と人差し指とで輪をつくって示すこともある。
《甲羅が円形であるところから》主に関西で、スッポンのこと。「鯛と烏賊のつくり合せや、―の吸物に」〈里見
・多情仏心〉
料理に使う骨付きのドジョウ。また関西で、ウナギのこと。
城郭の内部。近世の城郭で内郭・外郭の外周をいい、その位置から本丸、二の丸、三の丸などと称する。「―の内」
円形の紋所の名。円形単独のもののほか、薄(すすき)の丸、鶴の丸など他の模様と組み合わせたものもある。
完全で、欠けたところのないこと。また、全部を包含していること。まるごと。「リンゴを―のままかじる」「―に一夜さ添ひ果てず」〈浄・無間鐘〉
重さの単位。一丸は五〇斤で、約三〇キロ。
和紙を数える単位。一丸は、半紙では六締め、奉書紙では一〇束。
江戸の吉原遊郭で、遊女の揚代が倍額になる日。正月や節句の日など。丸の日。
〔接頭〕
数詞に付いて、その数が欠けることなく満ちている意を表す。「―一日」「―一月(ひとつき)」
名詞に付いて、完全にその状態である、の意を表す。全体。そっくり。「―もうけ」「―焼け」
〔接尾〕《「まろ(麻呂)」から転じて》
人名、特に稚児に用いる。「石童―」「牛若―」
船の名に用いる。「海神―」
刀・楽器その他の器物の名に用いる。「蜘蛛切(くもきり)―」
犬や馬などの名に用いる。「常陸(ひたち)―」「木下―」
[下接語]角(かど)丸・北の丸・黒丸・三の丸・樽(たる)丸・手丸・出丸・問(とい)丸・唐丸・胴丸・西の丸・二重丸・二の丸・日の丸・本丸・丸丸・真ん丸
大辞泉 ページ 14204 での【丸】単語。