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よ【世・代】🔗⭐🔉
よ【世・代】
《「節(よ)」と同語源。時間や空間の、限られた区間の意》
人の一生。生涯。また、寿命。年齢。「わが―の終わり」
一人の支配者、または一つの系統・政体に属する支配者が政権を維持している期間。時代。「明治の―」「武家の―」
家督をついでその家を治める期間。また、その治める権利や立場。「息子の―になる」「―を譲る」
仏教で、過去・現在・未来のそれぞれの期間。前世・現世・来世のそれぞれ。「あの―」「この―」
出家した人の住む世界に対して、凡俗の住む世界。俗世間。「―に背く」
人が互いにかかわりあって生きていく場。世の中。社会。世間。「浮き沈みは―の習い」「新しい思想を―に広める」
社会での境遇。特に、時運に乗って栄えること。「―を時めくタレント」
その時の社会の流れ。時勢。「―はまさにコンピューター時代だ」
生活していくこと。なりわい。「―の営み」「―を過ごす」
ある期間。時期。機会。「二条の后の宮まだ帝にも仕うまつり給はで、ただ人におはしましける―に」〈大和・一六一〉
国家。国。また、世界。「国王の仰せ言を、まさに―に住み給はむ人の、承り給はでありなむや」〈竹取〉
男女の仲。恋情。「むげに―を思ひ知らぬやうにおぼほれ給ふなん、いとつらき」〈源・帚木〉
[下接語]徒(あだ)し世・彼(あ)の世・新た世・有らぬ世・幾千代・幾世・今の世・浮き世・現(うつ)し世・彼(か)の世・上つ世・神代・仮の世・君が代・此(こ)の世・先の世・末の世・千代・塵(ちり)の世・露の世・時世・常(とこ)世・中つ世・後(のち)の世・人の世・一世・又の世・三(み)世・御(み)世・百(もも)世・八千代・夢の世・代代・万(よろず)代












大辞泉 ページ 15354 での【世】単語。