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よっ‐ぽど【余っ程】🔗🔉

よっ‐ぽど【余っ程】 《「よきほど」の音変化。「余」は、江戸時代以降の当て字》[形動][ナリ]かなりな程度であるさま。「―な金額でないとあの家は買えない」ちょうどよいさま。「城ノ普請ヲ―ニシナイタ」〈日葡〉度をこえているので、もうその程度であってほしいさま。「やい、かしましい、…―にほたえあがれ」〈浄・油地獄〉[副]に同じ。「―くやしかったと見える」「その会社のほうが―労働条件がよい」もう少しで、そうなってしまいそうなさま。あやうく。すんでのところで。「―行こうと思ったが、どうしても時間が取れなかった」ほとんどそれに近いさま。およそのところ。だいたい。「昭襄王からは―百余年であらうぞ」〈史記抄・秦始皇本紀〉

大辞泉 ページ 15497 での余っ程単語。