複数辞典一括検索+
か【蚊】🔗⭐🔉
か【蚊】
双翅(そうし)目カ科の昆虫の総称。体や脚は細く、翅(はね)も細くて二枚あり、吻(ふん)が発達し針状。飛ぶときは毎秒二〇〇〇回以上も翅を動かすため、羽音の周波数は高い。雌は人畜を刺し血を吸う。水面に産みつけた卵からかえった幼虫は水中にすみ、ぼうふらとよばれる。さなぎは勾玉(まがたま)形をしていて、鬼ぼうふらとよばれる。主に夏に成虫になる。イエカ・ハマダラカ・ヤブカなど種類が多く、アカイエカは日本脳炎を、ハマダラカはマラリアを媒介する。《季 夏》「叩かれて昼の―を吐く木魚かな/漱石」


大辞泉 ページ 2427 での【蚊】単語。