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かしこ【×畏・△恐・賢】🔗⭐🔉
かしこ【×畏・△恐・賢】
《形容詞「かしこい」の語幹から》
女性が手紙の終わりに添えるあいさつの語。かしく。男性の用いる「恐惶(きようこう)謹言」などにあたる語。「あらあら―」
恐れ多いこと。もったいないこと。多く「あなかしこ」の形で用いられる。「確かに御枕上に参らすべき祝の物に侍る。あな―」〈源・葵〉
すぐれていること。すばらしいこと。「草にも真名(まな)にも、…書きまぜ給へり。―の御手や、と空を仰ぎてながめ給ふ」〈源・葵〉
思慮・分別などに優れていること。利口なこと。「我―に思ひたる人、憎くもいとほしくも覚え侍るわざなり」〈紫式部日記〉
女性が手紙の終わりに添えるあいさつの語。かしく。男性の用いる「恐惶(きようこう)謹言」などにあたる語。「あらあら―」
恐れ多いこと。もったいないこと。多く「あなかしこ」の形で用いられる。「確かに御枕上に参らすべき祝の物に侍る。あな―」〈源・葵〉
すぐれていること。すばらしいこと。「草にも真名(まな)にも、…書きまぜ給へり。―の御手や、と空を仰ぎてながめ給ふ」〈源・葵〉
思慮・分別などに優れていること。利口なこと。「我―に思ひたる人、憎くもいとほしくも覚え侍るわざなり」〈紫式部日記〉
大辞泉 ページ 2832 での【畏】単語。