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かみ‐おき【髪置き】🔗🔉

かみ‐おき【髪置き】 小児が髪を伸ばしはじめるときの儀式。中世・近世に行われた風習で、民間では、ふつう男女三歳の一一月一五日に行った。(すがいと)で作った白髪(しらが)を頭上にのせて長寿を祈り、産土神(うぶすながみ)に参拝した。髪立て。櫛(くし)置き。《季 冬》「―やうしろ姿もみせ歩く/太祇」唐衣(からぎぬ)の襟を折り、下げ髪を受けるようにした部分。

大辞泉 ページ 3146 での髪置き単語。