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かみ‐こ【紙子・紙△衣】🔗⭐🔉
かみ‐こ【紙子・紙△衣】
紙子紙(かみこがみ)で作った衣服。律宗の僧が用いはじめ、のち一般に使用。軽くて保温性にすぐれ、胴着や袖なし羽織を作ることが多い。かみぎぬ。近世以降、安価なところから貧しい人々の間で用いられた。《季 冬》「繕うて古き―を愛すかな/虚子」
みすぼらしい姿、惨めな境遇の形容。「生れて始めて、―になった大尽の無念さを」〈花袋・名張少女〉


大辞泉 ページ 3152 での【紙子】単語。
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大辞泉 ページ 3152 での【紙子】単語。