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から‐かみ【唐紙】🔗🔉

から‐かみ【唐紙】 中国から渡来した紙。また、それに似せて日本で製した紙。華麗な模様のある厚手の紙が、平安時代には衝立(ついたて)・襖障子(ふすましようじ)、その他の装飾に用いられた。江戸時代には襖専用の紙を「からかみ」、中国産の紙を「とうし」とよんで区別した。「唐紙障子」の略。織り色の名。縦糸は白色、横糸は黄色のもの。(かさね)の色目の名。表は白色、裏は黄色のもの。近世、品川の遊里の下級女郎。

大辞泉 ページ 3213 での唐紙単語。