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あだし‐の【徒野・仇野・化野】🔗🔉

あだし‐の【徒野・仇野・化野】 京都市右京区嵯峨、小倉山の麓の野。中古、火葬場があり、東山の鳥辺山(とりべやま)と併称された。名は「無常の野」の意で、人の世のはかなさの象徴としても用いられた。《歌枕》墓地。「暁、灰よせなりとて、おのおの卯木(うつぎ)の箸折りて、―にむかふ」〈父の終焉日記〉

大辞泉 ページ 337 での徒野単語。