複数辞典一括検索+

ぐうじ‐ゆ【窮子×喩】🔗🔉

ぐうじ‐ゆ【窮子×喩】 仏語。「法華経」信解品(しんげぼん)に説かれるたとえ。幼いころ家出し、流浪して困窮した子を、父の長者が見つけて雇い入れ、しだいに重用して最後に実子であることを明かす。長者は仏を、子は声聞(しようもん)・縁覚(えんがく)の二乗をさす。三界を流転する衆生を仏が哀れみ、初め方便を説き、やがて救いの大道を教えることをたとえたもの。長者窮子喩。

大辞泉 ページ 4217 での窮子喩単語。