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くれ‐はとり【織・服】🔗🔉

くれ‐はとり【織・服】 《「くれはたおり」の音変化。「くれはどり」とも》[名]上代、漢織(あやはとり)とともに中国の呉(ご)の国から渡来したと伝えられる織工。がもたらした技術で織った綾模様のある絹織物。「五彩の―、錦の縁(へり)の五尺の屏風四帖をもて」〈性霊集・三〉〔枕〕美しい綾のあるところから、「あや」「あやに」「あやし」にかかる。「おぼつかないかにと人の―あやむるまでに濡るる袖かな」〈山家集・中〉

大辞泉 ページ 4524 での呉織単語。