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けさ【××裟】🔗🔉

けさ【××裟】 《梵kasayaの音写。赤褐色の意で、染衣(せんえ)・壊色(えじき)などと訳す》インドで制定された僧侶の衣服。青・黄・赤・白・黒の正色を避けて濁色の布を用いたところからの名。縫い合わせた布の数により、五条、七条、九〜二五条の三種がある。中国・日本と伝えられる間に仏教の標幟(ひようじ)としての法衣にかわり、衣の上に左肩から右脇下にかけてまとう長方形の布となり、華美で装飾的なものとなった。宗派によって種々のものがある。功徳衣(くどくい)。福田衣。無垢衣(むくい)「袈裟懸け」の略。「―に切る」

大辞泉 ページ 4718 での袈裟単語。