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さき‐もり【防人】🔗🔉

さき‐もり【防人】 《「崎(さき)(もり)」の意》古代、筑紫・壱岐・対馬(つしま)など北九州の防備に当たった兵士。六六三年の白村江(はくそんこう)の戦い以後制度化され、初め諸国の兵士の中から三年交代で選ばれ、のちには東国出身者に限られるようになった。その後数度の改廃を経て、延喜(九〇一〜九二三)のころには有名無実となった。

大辞泉 ページ 6033 での防人単語。