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ず‐は🔗⭐🔉
ず‐は
〔連語〕《打消しの助動詞「ず」の連用形+係助詞「は」》
打消しの順接仮定条件を表す。もし…なかったら。「ま梶(かぢ)貫(ぬ)き舟し行か―見れど飽かぬ麻里布の浦に宿りせましを」〈万・三六三〇〉
…(し)ないで。「立ちしなふ君が姿を忘れ―世の限りにや恋ひ渡りなむ」〈万・四四四一〉◆中世で「ずわ」と発音したが、室町末期以降、音変化して「ざ」としても用いられた。下に推量・願望を表す語を伴うことが多い。
は、中世以降「ずんば」、近世以降「ずば」の形をもとる。
打消しの順接仮定条件を表す。もし…なかったら。「ま梶(かぢ)貫(ぬ)き舟し行か―見れど飽かぬ麻里布の浦に宿りせましを」〈万・三六三〇〉
…(し)ないで。「立ちしなふ君が姿を忘れ―世の限りにや恋ひ渡りなむ」〈万・四四四一〉◆中世で「ずわ」と発音したが、室町末期以降、音変化して「ざ」としても用いられた。下に推量・願望を表す語を伴うことが多い。
は、中世以降「ずんば」、近世以降「ずば」の形をもとる。
大辞泉 ページ 8196 での【ずは】単語。