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せ‐かい【世界】🔗🔉

せ‐かい【世界】が原義》地球上のすべての地域・国家。「―はひとつ」「―をまたにかける」自分が認識している人間社会の全体。人の生活する環境。世間。世の中。「新しい―を開く」「住む―が違う」職業・専門分野、また、世代などの、同類の集まり。「医者の―」「子供の―」ある特定の活動範囲・領域。「学問の―」「芸能の―」「勝負の―」歌舞伎・浄瑠璃で、戯曲の背景となる特定の時代・人物群の類型。義経記・太平記など、民衆に親しみのある歴史的事件が世界とされた。自分が自由にできる、ある特定の範囲。「自分の―に閉じこもる」《梵lokadhtuの訳。「世」は過去・現在・未来の三世、「界」は東西南北上下をさす》仏語。須弥山(しゆみせん)を中心とした四州の称。これを単位に三千大千世界を数える。一人の仏陀の治める国土。宇宙のこと。このあたり。あたり一帯。「―暗がりて」〈竹取〉地方。他郷。「―にものし給ふとも、忘れで消息し給へ」〈大和・六四〉遊里などの遊興の場。「京町に何かお―が、おできなすったさうでござりますね」〈洒・通言総籬〉 [類語]万国・万邦・国際社会・内外・中外・四海(しかい)・八紘(はつこう)・宇内(うだい)人間界・天下・この世・現世・人世・世の中・世間・社会/領分・領域・境域・分野・方面

大辞泉 ページ 8426 での世界単語。