複数辞典一括検索+

芹摘・む🔗🔉

芹摘・む 《平安時代に慣用された歌語。宮中の庭掃除の男が、芹を食べる后を御簾(みす)の隙から見て思いを寄せ、芹を摘んでは御簾の辺りに置くが、そのかいもなく、ついに焦がれ死にしたという故事から》思いが通じない。思いどおりにならない。「―・みし世の人にも問はまほしき御心の中」〈狭衣・三〉

大辞泉 ページ 8563 での芹摘・む単語。