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た🔗⭐🔉
た
[助動][たろ|○|た|た|たら|○]《助動詞「たり」の連体形「たる」の音変化》活用語の連用形に付く。連用形が撥音便、およびガ行がイ音便となる場合には連濁で「だ」となる。
動作・作用が過去に行われた意を表す。「昨日出張から帰ってきた」「時きぬとふる里さして帰る雁(かり)こぞきた道へまたむかふなり」〈為忠集〉
動作・作用の完了を表す。「原稿をやっと書いたよ」「先陣が橋を引いたぞ、あやまちすなと、どよみけれども」〈平家・四〉
実現していない動作・状態を仮に実現したと考えていう意を表す。「話が出た時点で考えよう」「今度会ったとき話すよ」
動作・作用の結果が存続している意を表す。…ている。…てある。「割れたガラス窓から風が吹き込む」「アル犬肉(ししむら)ヲ含ンデ川ヲ渡ルニ、ソノ川ノ真ン中デ含ンダ肉ノ影ガ水ノ底ニ映ッタヲ見レバ」〈天草本伊曾保・犬が肉を含んだ事〉
動作・存在の確認の意を表す。「あれ、君はそこにいたの」「坊やは今年いくつだった」
命令の意を表す。「さあ、どんどん歩いた、歩いた」
決意を表す。「もうやめた」「よし、その品買った」
(「…たらどうか」「…たらいかがでしょうか」などの形で)助言したり提案したり勧誘したりする場合に用いられる。「この件は継続審議ということにしたらいかがでしょうか」◆
は連体形の用法。

は、終止形の文末における用法。仮定形「たら」は、多く「ば」を伴わないで「雨が降ったら中止だ」などと使われ、「遅いからもう帰ったら」のように文末に用いられて
の意を表す。
動作・作用が過去に行われた意を表す。「昨日出張から帰ってきた」「時きぬとふる里さして帰る雁(かり)こぞきた道へまたむかふなり」〈為忠集〉
動作・作用の完了を表す。「原稿をやっと書いたよ」「先陣が橋を引いたぞ、あやまちすなと、どよみけれども」〈平家・四〉
実現していない動作・状態を仮に実現したと考えていう意を表す。「話が出た時点で考えよう」「今度会ったとき話すよ」
動作・作用の結果が存続している意を表す。…ている。…てある。「割れたガラス窓から風が吹き込む」「アル犬肉(ししむら)ヲ含ンデ川ヲ渡ルニ、ソノ川ノ真ン中デ含ンダ肉ノ影ガ水ノ底ニ映ッタヲ見レバ」〈天草本伊曾保・犬が肉を含んだ事〉
動作・存在の確認の意を表す。「あれ、君はそこにいたの」「坊やは今年いくつだった」
命令の意を表す。「さあ、どんどん歩いた、歩いた」
決意を表す。「もうやめた」「よし、その品買った」
(「…たらどうか」「…たらいかがでしょうか」などの形で)助言したり提案したり勧誘したりする場合に用いられる。「この件は継続審議ということにしたらいかがでしょうか」◆
は連体形の用法。

は、終止形の文末における用法。仮定形「たら」は、多く「ば」を伴わないで「雨が降ったら中止だ」などと使われ、「遅いからもう帰ったら」のように文末に用いられて
の意を表す。
大辞泉 ページ 9015 での【た】単語。