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いて‐ぞら【△凍て空】🔗⭐🔉
いて‐ぞら【△凍て空】
凍りつくように寒い冬の日の空。《季 冬》「―の鳴らざる鐘を仰ぎけり/蛇笏」
いで‐たち【△出で立ち】🔗⭐🔉
いで‐たち【△出で立ち】
旅立ち。出立(しゆつたつ)。門出(かどで)。「―を見送る」
旅立ち、出陣などふだんと違った身ごしらえをすること。また、その身ごしらえ。「ものものしい―」
門を出た所。門前。「わが二人見し―の百枝槻(ももえつき)の木」〈万・二一三〉
旅立ちのさいの食事。送別の宴会。「あすの―の残りを詰める」〈浄・盛衰記〉
旅立ちなどの晴れの行事の準備。「ただ京の―をすれど」〈源・玉鬘〉
立身出世。栄達。「大臣の後にて―もすべかりける人の」〈源・若紫〉
旅立ち。出立(しゆつたつ)。門出(かどで)。「―を見送る」
旅立ち、出陣などふだんと違った身ごしらえをすること。また、その身ごしらえ。「ものものしい―」
門を出た所。門前。「わが二人見し―の百枝槻(ももえつき)の木」〈万・二一三〉
旅立ちのさいの食事。送別の宴会。「あすの―の残りを詰める」〈浄・盛衰記〉
旅立ちなどの晴れの行事の準備。「ただ京の―をすれど」〈源・玉鬘〉
立身出世。栄達。「大臣の後にて―もすべかりける人の」〈源・若紫〉
いでたち‐いそぎ【△出で立ち急ぎ】🔗⭐🔉
いでたち‐いそぎ【△出で立ち急ぎ】
出発の準備。「このごろの―を見れど、何ごとも言はず」〈土佐〉
死に支度。「世に心とどめ給はねば、―をのみ思(おぼ)せば」〈源・椎本〉
出発の準備。「このごろの―を見れど、何ごとも言はず」〈土佐〉
死に支度。「世に心とどめ給はねば、―をのみ思(おぼ)せば」〈源・椎本〉
いで‐た・つ【△出で立つ】🔗⭐🔉
いで‐た・つ【△出で立つ】
[動タ五(四)]
旅などに出発する。出て行く。「旅芸人たちが―・つらしい物音が聞こえて来た」〈康成・伊豆の踊子〉
衣装などを身にまとう。身支度をする。「道化役者、魔法つかいなどに―・ちたる男」〈鴎外訳・即興詩人〉
ある場所に出ていって立つ。「朝(あした)には庭に―・ち」〈万・一六二九〉
現れ出る。出る。「心のうちに催さるる涙、ともすれば―・つを」〈源・浮舟〉
出仕する。「宮仕へに―・ちて」〈源・帚木〉
頭角を現す。出世する。「この道より―・ち給へる上達部」〈源・少女〉
旅などに出発する。出て行く。「旅芸人たちが―・つらしい物音が聞こえて来た」〈康成・伊豆の踊子〉
衣装などを身にまとう。身支度をする。「道化役者、魔法つかいなどに―・ちたる男」〈鴎外訳・即興詩人〉
ある場所に出ていって立つ。「朝(あした)には庭に―・ち」〈万・一六二九〉
現れ出る。出る。「心のうちに催さるる涙、ともすれば―・つを」〈源・浮舟〉
出仕する。「宮仕へに―・ちて」〈源・帚木〉
頭角を現す。出世する。「この道より―・ち給へる上達部」〈源・少女〉
いて‐つ・く【△凍て付く】🔗⭐🔉
いて‐つ・く【△凍て付く】
[動カ五(四)]こおりつく。「―・いた朝の道」
いて‐どけ【△凍て解け】🔗⭐🔉
いて‐どけ【△凍て解け】
こおっていた大地が、春になってとけてゆるむこと。《季 春》「―のはじまる土のにぎやかに/素逝」
いで‐の‐したおび【井手の下帯】ゐで‐🔗⭐🔉
いで‐の‐したおび【井手の下帯】ゐで‐
別れていた男女が、のちに再びめぐり会って契りを結ぶこと。昔、山城国の井手に使者として行った男が、少女に帯を解いて与えたが、八年後にそれを目印にして再会し、契りを結んだという大和物語にある話による。
大辞泉 ページ 1004。