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つの‐とんぼ【角蜻蛉】🔗🔉

つの‐とんぼ【角蜻蛉】 脈翅(みやくし)目ツノトンボ科の昆虫。夏、草原を飛び、体長三センチくらいでトンボに似るが、触角は長くて先端が膨れ、翅(はね)を屋根状にたたんで休む。体は黄褐色で、背に縦の黄色の帯がある。幼虫はアリジゴクに似るが、石下などにすむ。

つの‐はしばみ【角×榛】🔗🔉

つの‐はしばみ【角×榛】 カバノキ科の落葉低木。山地に生え、葉は倒卵形。三月ごろ、穂状の雄花と頭状の雌花とがつく。果実はふつう二個が向き合ってつき、長い角状の突起がある。ながはしばみ。

つの‐はず【角×筈】🔗🔉

つの‐はず【角×筈】 動物の角で作った弓・矢の筈。

つの‐ぶえ【角笛】🔗🔉

つの‐ぶえ【角笛】 動物の角でつくった笛。牧童などが牛や羊を追うのに用いる。

つの‐ふで【角筆】🔗🔉

つの‐ふで【角筆】角筆(かくひつ)」に同じ。

つの‐へん【角偏】🔗🔉

つの‐へん【角偏】 漢字の偏の一。「解」「触」などの「角」の称。

つの‐また【角×叉】🔗🔉

つの‐また【角×叉】 スギノリ科の紅藻。波の荒い海岸に群生する。長さ約一五センチ、平たく葉状で、二またに分かれ、色は暗緑・淡紅・紫色など。漆喰(しつくい)の糊(のり)料に利用。《季 春》

つの‐むすび【角結び】🔗🔉

つの‐むすび【角結び】 ひもの結び方の一。こま結びにしたひもの両端を、角のように長く出したもの。

つのめ‐だ・つ【角目立つ】🔗🔉

つのめ‐だ・つ【角目立つ】 [動タ五(四)]目に角(かど)を立てる。いきりたって対立する。かどだつ。「何かにつけて、たがいに―・った」〈万太郎・末枯〉

つのめ‐どり【角目鳥】🔗🔉

つのめ‐どり【角目鳥】 ウミスズメ科の鳥。全鳥約三五センチ。頭と背は黒く、顔と腹は白い。くちばしは大きく、左右からつぶしたように平たい。目の後方に黒線があり、夏、目の上に角状の飾りが出る。北太平洋に分布し、冬に北日本に少数が渡来。近縁のニシツノメドリは北大西洋に分布。

つの‐もじ【角文字】🔗🔉

つの‐もじ【角文字】 《「牛の角文字」の略》平仮名の「い」の字。また、「いとし」と続けるところから、恋文のこと。「問はぬもうしや牛嶋の、その―や禄々に」〈人・梅児誉美・三〉

大辞泉 ページ 10140